アドバンテージ


今回はアドバンテージについて思ったことをいくつか。
アドバンテージとは、この場合有利等をさしますが、多くのカードゲームの場合、これが重要になってきます。
例えば、ブラックホールを使用する場合、自分と相手のフィールド上にモンスターが1体ずつあるときに発動しても、損をしているだけです。相手と自分は同じくらい損をしていると見えるかもしれませんが、ブラックホールを使用した分だけ自分プレイヤーは損をしています。つまり、自分「2枚」のカードに対して、相手は「1枚」しか失われていません。これでは使用した意味がありませんね(よっぽど強いモンスターの場合は別かもしれませんが・・・・)。
このように考えると、マジックジャマーは明らかに損をしていますよね。大嵐やブラックホールなどの全体除去に対して使用するなら別として、地割れ等に対して使っても・・・・ということになります。
最低でも1対1、あわよくば1対2で相手がカードの枚数分損をするようなプレイング、デッキ構築をしていくと、自然と無駄なカードは入っていかなくなります。制限カードや準制限カードの強さがよくわかると思います(でもドロー系カードの制限は納得いかない)。
ということは、相手には得をさせないというプレイングも必要になっていきます。
例えば、1ターン目、自分は先行です。モンスターを1体召喚し、その他のカードが全て罠カードだったので、全て伏せました。
さて、上のプレイングに何が問題があるというと、わかると思いますが、罠は全て伏せる必要はありませんね。確かに、たくさん伏せた方があらゆるカードに対して有利になる状況を作り出せるかもしれません。しかし、次の相手のターンで、もし相手が大嵐を発動したらどうしますか?相手は一枚のカードで5枚ものカードを墓地に送ることができました。
まあ、わかりやすくするために上記のような状況にしましたが、こういったことにも気をつけなければいけないのです。本当に上記のことが起こった場合、自分の手札0枚でフィールド上のカードはモンスター1体のみ、相手は手札がまだ5枚あり、さらにそこからいくらでも展開できます。勝負は決まったようなものです。
というわけで今回はこれで終了です。