第4話

あーだこーだ言いながらも、ブーンのデッキは程なく完成した。
そして、ブーンはそのデッキを持ち、
wktkしながらフリーデュエルスペースへと向かった。

そこには小学校低学年と思われるちびっ子から
大きいお友達まで様々な年齢の決闘者が戦っていた。

( ^ω^)「おお・・・決闘者が沢山いるお!
       これは萌・・・否、燃えるお!早くドクオも来るお!!」

(´A`)「俺はいいよ・・・お前を見ててやるから。あいさつはちゃんとしろよ」

( ^ω^)「その位のマナーはわかってるおww
       おっ、じゃあ手始めにあの子と勝負するお」

ブーンが選んだのは小学校高学年位の男の子だった。

( ^ω^)「君、僕と対戦するお?」

少年「いいよ」

少年は不適な笑みを浮かべた


( ^ω^)「僕の先攻だお!先攻ドローしますお」

クリッター サイクロン ブラッド・ヴォルス 
          浅すぎた墓穴 邪悪なるワーム・ビースト


( ^ω^)「(ここはやっぱり攻撃力の高いモンスターを出して
        序盤から攻めてくお)ブラッド・ヴォルス召喚しますお」

ATK:1900

( ^ω^)「ターン終了だお」

少年「僕のターンだね。ドロー。裏守備セット、一伏せでターン終了」

( ^ω^)LP8000 場:ブラッドヴォルス

少年    LP8000 場:裏守備*1 伏せカード*1



( ^ω^)「ドローしますお」

つリボルバー・ドラゴン

( ^ω^)「(後一体生贄を揃えれば生贄召喚が可能だお)僕は邪悪なるワーム・ビーストを攻撃表示で召喚しますお」

少年「はい」

( ^ω^)「邪悪(ryで守備表示モンスターを攻撃するお!」

邪悪ならワーム・ビーストATK:1400 VS 裏守備モンスター=岩石の巨兵DEF:2000

少年「残念、反射で600ダメージですよ」

( ´ω`)LP:8000→7400

( ^ω^)「くそーだお!守備力2000は僕のブラッドヴォルスでも倒せないお!」

少年「どうしますか?」

( ^ω^)「ターン終了ですお・・・!邪悪(ryが手札に・・・そうか!こいつの効果を忘れてたおorz」

( ^ω^)LP7400 場:ブラッドヴォルス

少年    LP8000 場:岩石の巨兵 伏せカード*1



少年「ドロー。岩石の巨兵を生贄にデーモンの召喚を召喚するよ」

ATK:2500

(;^ω^)「まずいお・・・」

少年「デーモンの召喚でブラッドヴォルスを攻撃!」

ブラッドヴォルスATK:1900 VS デーモンの召喚ATK:2500

( ´ω`)LP:7400→6800

少年「ターン終了だよ」

( ^ω^)「(僕の手札にはデーモンを倒せるカードはリボルバーしかないお。でも生贄がないし・・・。ここでなんか引くしかないお!)ドロー!」

つ地割れ

( ^ω^)「ktkr!!地割れ発動しますお!!相手フィールド上の攻撃力が一番低い表側表示モンスター1体を破壊するんだお」

デーモンの召喚は地割れに引きずり込まれた。

( ^ω^)「クリッター召喚しますお。クリッターでダイレクトアタック」

少年8000→7000

( ^ω^)「ターン終了ですお」

( ^ω^)LP6800 場:クリッター
少年    LP7000 場: 伏せカード*1


少年「ドロー。異次元の戦士を召喚するよ」

ATK:1200

少年「異次元の戦士でクリッターを攻撃」

クリッターATK:1000 VS 異次元の戦士ATK:1200

( ´ω`)LP:6800→6600

( ^ω^)「でもクリッターは墓地へ行くとデッキからモンスターをサーチできるんだお。これで枚数的には±0なんだお。僕は僕なりに理解しているんだお」

少年「残念ながらその効果は発動しません」

( ^ω^)「!!」

少年「異次元の戦士は戦闘したモンスターと自身をゲームから除外するんです。墓地に送らず除外が故にクリッターの効果は不発です。まぁ僕も一体失いますし枚数的には5分ですけど」

( ^ω^)「やっぱりこのゲームは奥が深いお!」

少年「ターン終了」

( ^ω^)LP6600 場:なし
少年    LP7000 場: 伏せカード*1


( ^ω^)「ドローしますお」

つジェミナイエルフ

( ^ω^)「(やったお!ノーコストで1900は最高なんだってドクオが言ってたお)ジェミナイエルフ召喚しますお」

少年「ではリバースカードオープン、奈落の落とし穴。相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時、そのモンスターを破壊しゲームから除外します」

( ^ω^)「orz...!!(サイクロン使っとけばよかったお)ターン終了ですお」

( ^ω^)LP6600 場:なし
少年    LP7000 場:なし


少年「ドロー」

((( ´ω`)))ゾクッ

ブーンは何か嫌なオーラを感じ取った。理屈ではあらわせないが、彼がデッキから引いたカードから確かに発せられている。

少年「行くよ、儀式魔法「大邪神の儀式」を発動」

( ^ω^)「儀式魔法?」

('A`) 「・・・儀式魔法。大量のアドバンテージを消費する代わりに通常召喚とは別に大型モンスターを展開する手段だ・・・」

( ^ω^)「大型モンスター・・・かお?」

少年「手札から暗黒魔族ギルファーデーモンとダークファミリアを生贄に捧げ―」

暗黒魔族ギルファーデーモン★6
ダークファミリア     ★2

少年「大邪神レシェフ降臨!!」

ATK:2500

( ゜ω゜)「うわああああああああああああああああああああ」

続く