(´A`)「わかればいいんだ・・・。
いいか?現実のOCGでの★4での最高攻撃力は2400だ、わかるな?」
そういってドクオはブーンに三枚のカードを見せた。
《魔導アーマーエグゼ》
《レアメタル・ドラゴン》
《超電動虫》
( ^ω^)「うはwwwwwwwwwwテラツヨスwwwwwwwwww
生贄二体で2400のレッドアイズがかすんで見えるおwwwwwwwww」
(´A`)「まぁレッドアイズと比べるのはどうかと思うが・・・まぁいい。
さて、レベル4で2400の強さを誇るカードだが
これらのカードは実践ではあまり見かけない。どうしてだかわかるか?」
( ^ω^)「そんなの簡単だお!強すぎてレアリティが高すぎるんだお。
どっかの御曹司でもないと変えないんだおwww」
(´A`)「・・・そうじゃない。これらのカードには大きな代償がついてるんだ」
( ^ω^)「代償?」
(´A`)「つまりコストだな。
エグゼは魔力カウンター喰わせないと存在すらできない。
ドラゴンは通常召喚ができないし虫は攻撃すると相手に一枚ドローさせてしまう」
( ^ω^)「なら超電動虫はかなり強いようだお」
(´A`)「そう思うだろ?普通の初心者ならそう思っても当然だ。
このことは後から詳しく話すがな。」
( ^ω^)「今から頼むお」
(´A`)「・・・いいか?MTGやDMと違って
このゲームにはマナの概念がない。つまり?」
( ^ω^)「カードを乱発できるお」
(´A`)「そういう考えもある。だがここでは基本に戻って考えよう」
( ^ω^)「?」
(´A`)「マナがない、ということはつまり
MTGやDMのようなマナへのカード出費がないんだ」
( ^ω^)「それで?」
(´A`)「調べればわかることだが遊戯王はドローに関するカードが異様に少ない。 あってもそれはほぼこちらが損をするようなカードばかりだ。
その点マナを採用しているカードゲームはこの規制が以外に緩い」
( ^ω^)「マナの出費を補うってことかお?」
(´A`)「そう。しかしマナの概念がない遊戯王はその出費がない。
つまりカードを乱発するのも溜め込むのもプレイヤー次第って訳だ」
( ^ω^)「マナがあるとマナを溜めないと身動きできないし、
考えてみれば当然だお」
(´A`)「その通りだ。だから遊戯王ではカード一枚の重みが非常に重い」
( ^ω^)「なるほど」
(´A`)「そこで2400の攻撃と一枚のドロー、お前ならどっちを取る?」
( ^ω^)「でも僕は攻撃に魅力を感じるお・・・」
(´A`)「それも仕方がないことか・・・。
真剣にプレイしてけばおのずと感じてくるからな」